茨木市教育月間表彰式

shimono-iwao2011-11-04


11月3日の文化の日に、茨木市民会館で教育月間表彰式が開催され、教育功労者等、個人121人、26団体が表彰されました。
併せて、今年、市民栄誉賞を受賞されました相馬芳枝さんの市民栄誉賞受賞式典が執り行われました。
相馬芳枝(そうまよしえ)さんは茨木市在住の理系科学者です。
二酸化炭素再資源化を研究され、これまで国内の科学研究者に送られる科学賞を数多く受賞しておられます。今回、国連がキューリー夫人のノーベル科学賞受賞から100年目の節目に当たる2011年を世界科学年と定めたことに因み、国際純正・応用科学連合(IUPAC)が世界で優れた業績をあげた、女性科学者を顕彰する『女性科学賞』を制定、世界で23人の女性科学者が受賞されました。
相馬さんは、この賞を唯一日本人として受賞されたことにより、市民栄誉賞の受賞の運びとりました。(相馬さんは、現在、母校の神戸大学特別顧問として科学分野における男女共同参画推進に尽力されています)

この日は、相馬さんが式典の基調講演でお話しになりました。
小中高校生の理科離れが叫ばれるなか、女子中高生を対象とした関西科学塾を開催され科学の面白さを伝えられておられることや、研究と発明の関係など、興味深い内容を優しい口調で語られました。

相馬芳枝先生はじめ受賞された皆様おめでとうございます。