地域防災を考える

shimono-iwao2008-07-12

地元消防団員による夏期訓練の一環として、茨木市消防署から講師をお迎えし、救急車の正しい使い方や、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDを併用した実技を取り入れた訓練が行われました。
私も、参加させていただきましたが、意外と応急措置や正しい救急対応など、知っているようで知らないことも多く、とても勉強になりました。

とくに、私達の地元のような山間部は、都市部と比較しますと、救急車が到着するまでの時間がかかってしまいます。
こうした物理的・距離的に越えられない「時間の壁」への備えとして、
・状況や場所を迅速かつ的確に伝え、少しでも救急車の到着を早めること
・人工呼吸の必要性や様々な応急処置の重要性を一人一人が理解し、対応できるような準備をしておくこと
このようなことの重要さを学べたことは私にとって、とても大きな収穫でした。
そして、物理的・距離的に越えられない「時間の壁」を少しでも低くするために、地域ぐるみで、こうしたソフト面の充実を重視した都市部とは違った独自の地域防災の施策を考えていかなければならないという課題があるということも、一住民としてしっかりと認識することができました。