地産地消を考える

地産地消」という言葉は、今ではすっかり市民生活の中に定着しています。この言葉を一言で簡単に説明しますと、読んで字のごとく「地元で生産されたものを地元で消費する」ということになります。言葉の意味は明解ですね。
食料自給率の低下が問題になり、加えて、食品の安全性が問われる現代においては、必要不可欠な取り組みなのですが…
しかし、実際に「地産地消」を推進する、ということは、字義の解釈ほど簡単なことではありません。

そんな中、お隣の亀岡市で、ある取り組みが注目を集めています。

JR亀岡駅の近くで営業されているレストラン「かめおか四季菜」です。
私は、テレビで何度か目にしただけで、実際にお店には行ったことがないのですが、その取り組みには「あぁ、なるほど」と感心させられました。
シェフは、亀岡市内の主婦の方々や農産加工グループで活躍する女性や料理教室の講師の方々が日替わりで担当。食材は地元亀岡で栽培した新鮮な野菜やお米が中心。調理に使う水まで亀岡の湧き水を使うという徹底振り。
そして、もうひつとの魅力はシェフが日替わりなので実現するできる多彩なメニュー。素朴な家庭料理から韓国料理まで、担当シェフによってメニューはどんどん変化していくのです。

地産地消」という明解な言葉を難しく考えてしまうと実践までの道のりが遠くなってしまいがちな今日、「かめおか四季菜」の明快な取り組みからは多くのことが学べるのではないでしょうか。

我が家からだと、車で片道40〜50分。
是非、時間をみつけて、日ごろお世話になっている家族と一緒に出向き、ご馳走したいと思っています。

ランチは…何と…800円ですから!!

下記は、「かめおか四季菜」のブログです。メニューが公開されています。
http://k-sikisai.at.webry.info/