見山のお酒

shimono-iwao2008-06-06

16世紀末ごろから、大阪北部地域や南河内地域の山間部は、「畿内雄町」などの日本酒の原料に適した米の産地として有名でしたが、時代を経て、食用米よりも生産に手間のかかる酒米の生産量は徐々に減少し、今では、ほとんど生産されなくなりました。
しかし、そんな中、今から10年ほど前に、茨木市で唯一残る酒蔵である中尾酒造さんと、有志の方々で構成される茨木蔵元会の皆さんの協力で、茨木市忍頂寺地区で「雄町」を復活しました。
今は、忍頂寺地区の一部の方々が、「三島雄町」づくりに取り組んでおられます。
この写真は、その「三島雄町」を使って作られた純米吟醸酒「茨木で生まれたお酒 見山」です。生産量が少ないために、なかなか入手することは困難なんですが、先日、一本いただきました。
私は、お酒はたしなむ程度ですが、これからの季節、冷やして冷酒でいただくと絶品です。
今度、是非とも(私から見れば…ですが)酒豪の甥や娘婿達にも、振舞ってあげようと思います。