半径30kmの円

shimono-iwao2008-03-28

この写真は、茨木市役所南館の食堂フロアの窓から見える風景です。32年間、市役所に勤務した私にとっては、見慣れた風景なのですが、今、こうして、在職中と違う立場で、この風景を見ると、見慣れたはずの風景も新しい目線で見ることができます。

茨木市役所を中心に、半径30kmの円を描いたとしましょう。
皆さんは、この半径30kmの円が、どの辺りまでカバーするかイメージできますか?(私も、実際に地図の上に円を描いてみるまで、わかりませんでしたが…)
正解は、西は神戸市〜東は奈良市京都市を含んで大津市〜南は大阪市を含んで堺市までが、すっぽりとこの円の中に入るのです。
冷静に考えてみれば、当たり前のことなのですが、驚かれた方も多いのではないでしょうか?

歴史を紐解いても、地勢的見地から見ても、現代社会における交通網から見ても、私達の町「茨木市」は、とても重要な位置を占めているのです。

いま以上に魅力的な町、住みよい町に進化していくためには、この優位性をどのように活かしていくのかという視点が大切なんだと私は考えます。