里山自然体験


立春も過ぎ暦のうえでは春ですがまだ厳寒の2月、雪が舞ったりしています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は毎日元気いっぱいで活動させていただいております。

さて、毎年2月に市内の中津小学校区の子ども会の皆さんによります恒例行事、炭焼と里山自然体験が14日の土曜日に開催されました。
元気いっぱいの小学生が50人、引率の方10人強がゴンゴン広場に集結されました。今年も前日からの積雪で山肌や広場に雪が残り、寒さを感じましたが、日中は日差しに恵まれて寒気も和らぎよかったです。
今年は炭焼を楽しむことで、まず子どもたちには窯の中に炭材を運び込む手伝いしてもらいました。また、窯に火を入れるのが待ちきれず、焚き火をする子や、わずかに残った雪で雪だるま作りや雪合戦など、普段することが出来ない遊びにみんな夢中になっていました。
そして、炭材も詰め終え代表者7人でマッチと新聞紙を使い火入れ式をしました。
今年も子どもたちは汚れた顔を、広場下に流れる清流で洗えばそこからは水遊びの始まりです。
引率者は子どもたちのお昼ご飯時にブタ汁を2つの大きな鍋に具をいっぱいして炊き上げ振る舞っておられました。
また、子どもたちも、火を焚いたり料理を炊いたりお手伝いなどの経験を積んでいました。
午後には、山腹に流れる江戸期に造られた提灯測量で有名な『権内水路』の散策や途中には現在進められている、新名神高速道路の工事現場を眺めたりして自然を満喫していました。
ノコギリを使い青竹切りをしたり、町中では経験する事ができない体験をしてくれました。成長期の子どもたちに自然の大切さや貴重さを伝えられたことと確信しました。
この企画『里山自然体験』は10年間ほど続いていますが、今回も申し込みが多く、抽選でした。
今年で最後の子もいましたが、来年も来ると言い残して帰路についたお子さんもいました。
引率者の方もご苦労さまでした。
来年も里山の自然とともにお待ちしておりますのでまたご来場ください。