子ども学習 未来へ発信!

今回で5回目となりました『子ども学習 未来へ発信!』。
今年も勤労感謝の23日に市役所大会議室で開催されました。
参加してくれたのは、中津小学校・穂積小学校・玉島小学校・耳原小学校の四校の4年生たちです。

中津小学校は、『世界の国の人々』と題して、外国人の同級生がいることで、コミュニケーションをとるのに英単語をカードにして階段に貼り付けて勉強していることや、外国の同級生の家族と料理を作り一緒に食事会をして外国の文化や風習を学び、楽しく学び遊びながら仲良くしていることなどを発表してくれました。

『環境に優しい家庭』という題で発表してくれた穂積小学校は、地球上においても温暖化が進み海面の上昇が進んでいることを問題視し、車の使用を控えたり、節電・節水に努めたり、好き嫌いをなくし食べ物を残さないよう努力すること、またリサイクル・リユースについても再生や繰り返して使用するコップや箸について報告してくれました。

玉島小学校の報告は『今昔物語〜茨木川・安威川の歴史』で、学校の横を流れる安威川と今は合流している茨木川は昔は個別に川として市内中心部を流れていたこと、しかし、洪水に度々見まわれた事により、川の付け替えが行われ現在に至っていることなどを発表してくれました。
最近も大きな雨が降り安威川の水位が堤防上まで迫っていましたが、洪水被害対策についての要望もありました。

耳原小学校は、『わたしたちにできること〜ゴミの少ない社会を目指して〜』と題して、家庭用ゴミの出し方をゴミ収集車(パッカー車)を見たりリサイクル分類と仕分けの話を聞き勉強したことや、学校給食で1週間にパン8kg、ご飯12kg、牛乳31kg、おかず18kgが残飯として残されている現状に、もったいないと思ったことや、学校給食を作っていただける有り難さ、ゴミ収集を仕事として働いている人に感謝しますとの報告がありました。

今回も子どもたちは様々な角度から良く研究していました。
私も保護者の皆さんに混じって拝聴させてもらいましたが、彼らの素直な考えや要望を市政に取り入れられるように努めて参ります。