阿為(あい)神社参拝


勤労感謝の日の23日、茨木市の安威にある阿為神社に参拝し、昨年に続き今年も『蹴鞠』を見せていただきました。
蹴鞠は京都の下鴨神社や奈良の談山神社での奉納されるのが有名ですが、藤原鎌足に由縁する阿為神社においても、蹴鞠保存会の皆様により毎年11月の新嘗(にいなめ)祭のこの時期に境内の鞠庭(約15m四方)で奉納されます。
色とりどりの装束(しょうぞく)に身を包み込んだ鞠足(蹴り人)の皆さんが、かけ声「アリ」、「ヤア」、「オウ」とかけ声をかけ合い、鹿皮で造られた白い鞠(重さ約150g)を蹴り上げられておられました。
蹴りかたも、つま先で蹴るのではなく、右足の甲ですくい上げるようにして鞠を蹴り上げるのが流儀だそうです。
私も鞠庭に立たせていただきましたが、右足の甲に当てるのが精一杯でした。
鞠を手にしてみればすごく軽く、やわらかでした。
今年も貴重な体験をさせていただきました。