子ども学習 未来へ発信

shimono-iwao2012-11-27


今年で4年目を迎える『子ども学習未来へ発信!』
この事業は、茨木市の広報公聴事業として、市内小学校の児童達による研究発表です。
今年は、先週金曜日、11月23日の勤労感謝の日に、茨木市役所大会議室で開催されました。
茨木市長をはじめとする市関係者の参加のもと、この町の将来を担う子ども達の考えや夢、希望を市政運営に役立てること、子ども達に市政運営を正しく理解してもらうことを目的に開催されています。

今年は、私の地元の茨木市立清渓小学校が参加してくれました。
4・5年生が『清渓小学校区の今と未来』をテーマに、地域の良いところ、歴史・自然環境・地産地消の作物などなど。また、その反面悪いところ、通学路などの交通不便・工事などで環境や交通公害など。それぞれ項目ごとに取り上げ、将来の夢として山間部の自然を生かした街づくりについての研究発表をしてくれました。

茨木市立畑田小学校は、4年生が『もっと知りたい茨木市』と題して、茨木の自然環境で山・川・池・魚・植物を調べ大変自然に恵まれていること、また、市や地域の祭りやイベントの開催状況、学校に隣接する市立生涯学習センター‘きらめき’の建物構造や働く人の数や仕事内容について、研究した成果を報告しましてくれました。

茨木市立中条小学校は、4年生が『安心して暮らせるまちにするために』を題在に「相手の立場に立って考えよう」をサブタイトルにして、生徒が路上にある段差やスロープ・点字ブロックなどの上を通り車イスでの移動の大変さを体験し、ユニバーサルデザインを調べすべての人に使いやすくなっていること、ノンステップバスやシャンプーの容器にギザギザのしるしが入っていることを体験研究し、人に声をかけることの大切さ『こころのバリアフリー』についても学んだことを発表してくれました。

茨木市立三島小学校は、6年生が『私たちが大切にしたいこと』と題して、小学校最後の学年になって感じる「友だちとのつながり」に着眼し、修学旅行、スポーツ大会や体育祭を通じて本音をぶっつけ相手の気持ちを理解し、話し合いと自分からつながりをつくることの大切さが理解できるようになったことなど、心のこもった発表でした。

この発表のために、頑張った子どもたちの深く踏み込んだ研究に、傍聴の保護者、教員市職員などからも大きな拍手が送られました。

私も聴講しながら、子どもたちの素直な考えや希望、要望に、今更ながら、いろんなことを教えられたような気がします。
これを単なるイベントとするのではなく、子ども達の声も市政に反映できるよう、私も頑張っていきます。
とても有意義な時間でした。
また、来年も期待しています!