日本鷄品評会

shimono-iwao2012-05-29


5月27日の日曜日、五月晴れの空の下、大阪府家禽(かきん)保存会による天然記念物『日本鷄』品評会が開催されました。
本会は、今回で第8回目を数え、今年は茨木市中央グランドにおいて開催されました。

愛好家の皆さんが、全国から自慢の日本鷄を出品され、「ゴッケイ」「トウテンコウ」「ショウコク」「シャモ」などなど・・・有名な日本鶏が一同に展示され、審査員や愛好者の皆さんが真剣に一羽一羽品定めされていました。(写真は二羽の真っ白なゴッケイです)
昨今、天然記念物でもある日本鷄を自然保存することが大変難しくなってきており、将来的に保存することすら危ぶまれています。

私達がよく目にするブロイラーと違い、天然記念物の日本鷄とされる鶏は、17種類であるということをこの日初めて知りました。保存会長の阪さんは、天然記念物日本鷄を生きた文化財として保存するとともに、日本鷄の素晴らしさと保存の大切を訴えて、普及活動を続け、愛好家の交流親睦をさらに深めていきたいと語っておられました。

あらためて、保存会の皆さんの地道な活動に敬意を表します。
これからも日本鷄の保存と普及活動に、ご尽力ください。ありがとうございました。