被災地の今を想う

shimono-iwao2011-05-31


3月11日に発生しました東日本大震災で、被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、早期復旧・復興をお祈り申し上げます。

未だに、8500人を越す行方不明の方がおられ、お亡くなりになられた方も15200人を越えました。
そして、今も10万人を超える方が避難生活を余儀なくされています。

そんな中、震災直後に茨木市から災害現地に派遣された消防職員の皆さんによる茨木市議会議員団への報告会が、昨日開催されました。

派遣当日は1120キロ、31時間かけて雪が残る岩手県大槌町に到着。夜間の気温がマイナス5度、車内での仮眠、過酷な環境下での捜索活動に尽力、一生懸命に人命救助や被災者支援活動を行われた様子が報告されました。
現地の生々しい状況や、被災された方々の様子を克明に報告を受け、胸が締め付けられるような想いでいっぱいになりました。

また、この他にも、茨木市からは、皆様からお預かりいたしました義援金は1億6千1百万円、支援物資トラック3台分、職員26人を派遣、今後も状況に応じ職員の派遣要請にも対応可能にする体制を確保します。
加えて、茨木市営住宅にも22世帯、48人の被災避難者の方々に入居していただきました。

被災地が本来の姿を取り戻すまでは、まだまだ時間がかかることでしょう。未曾有の大災害にあわなかった私達が出来ることは、まだまだたくさんあるはずだということを改めて痛感致しました。

被災者の皆さんや被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。