子ども学習 未来へ発信

shimono-iwao2010-12-03


昨年に引き続き今年も、11月27日に、茨木市の広報公聴事業として、『子ども学習 未来へ発信!』が開催されました。
この事業は、将来を担う子どもたちの考えや夢、希望を市政運営に役立てたり、市政運営への正しい理解を得られる事を目的に開催されています。

当日は、野村市長をはじめとする市関係者の参加のもと、茨木市内の4小学校の児童の皆さんからの調査研究報告や、市政への希望の発表や質問などが行われました。

西河原小学校4年生の皆さんによる『地域の自然と私たち』をテーマとした発表では、学校の横を流れる安威川の水質保全や、生息する生き物の植物を守っていく取り組みの発表、そして行政に対して、川の水質汚染に対する対応について希望などの問題研究報告という考えさせられる内容でした。

大池小学校5年生の皆さんによる『私たちと食べ物』というテーマの発表は、野菜作りを通して、育てる苦労と作物の旬を知ったり、地産地消の美味しさ大切さと、農業を守り育てる事の必要性を学び、そこで理解できた内容で、行政に対しては、農業施策を充実策についての質問がありました。これに対して、茨木市からは、イノシシや害獣の駆除、農道や水路整備事業、営農情報の提供などの施策を行っていると説明がありました。

郡小学校4年生の皆さんによる『安全な暮らしのためにできること』では、地元自治会による自主防災組織を取材して、自分たちで守れる防災、防犯の事や資機材の装備品と使用操作方法などを研究した報告があり、茨木市の防災担当者からは、防災についての取り組み状況や自主防災組織充実取り組み状況などについて説明がありました。

福井小学校6年生の皆さんは『人類に愛と平和を』と題し、修学旅行で見学した広島の原爆ドームや資料展示会館で、来場者の方々を対象に行った聞き取り調査をもとにして、資料作成をし発表されました。

各小学校の皆さんは、とてもよく研究されており、私は心の底から感心させられました。
今の気持ちを持ち続けてくださいね。

学校の先生方や協力いただいた皆さんご苦労さまでした。

また来年も楽しみにしています。