子ども学習 未来へ発信!

shimono-iwao2009-11-30


28日に、茨木市の広報公聴事業として、野村宣一市長をはじめとする市関係者や、茨木税務署長らにご参加いただき、将来を担う子どもたちの夢や希望を市政運営に役立て、子どもの頃から、市政に興味を持っていただき、将来的に市政運営への正しい理解を得られることを目的して『子ども学習 未来へ発信!』が開催されました。
今回は、茨木市内の4小学校の児童からの研究報告や夢や希望の発表が行われました。

白川小学校6年生の皆さんによる『食を考える』
世界中の10億を越える人々の飢餓を考え、食物の大切さや食べ残し、「もったいない」について、食糧の需給率の向上などの問題研究報告。

郡山小学校4年生の皆さんによる『私たちの町・郡山〜多文化共生の町つづくり』
地域に中国から来られた方々が、多く居住される関係で、学校・公民館・地域人々の連携による、日本語・中国語教室、ワールド教室、中国の舞踊、腰鼓舞いの講座などを行い、地域ぐるみで気持ちをひとつにして取り組んでいること。

水尾小学校6年生の皆さんによる『私たちの暮らしと税』
市の財政課職員、税理士の人々からの聞き取りをし、どんな税金があるのか、その税金はどのように使われているのかを研究。児童一人が小〜中〜高校まで進むために、1050万円の税金が使われること。また、社会福祉、防犯防災、生活環境などの使途を研究し、普通の生活ができるのは、自分達の保護者が納税しているおかげだということを理解。

忍頂寺小学校5年生の皆さんによる『地域で作った見山の郷』
地産地消の農産物の直売所である『見山の郷』は、茨木市内だけでなく、大阪市内、吹田市高槻市箕面市などからも新鮮野菜や加工品などを求める方々が、数多く来場している。児童の祖父母が生産者であるということもあり、今後の生産体制の研究や見山の郷の施設や周辺整備について研究するとともに、生産の手伝いに関心を持ち、地域に発信していきたいなどの報告があった。

各小学校の皆さんの研究は、大人が聞いても感心させられるほど、しっかりとした内容で、私も気づかされることがいくつもありました。

参加された児童の皆さん、学校の先生方やご協力いただきました皆さん、本当にご苦労さまでした。