節分会

2月3日の節分に一日早い2日、私たちの住む北摂茨木の竜王山、山頂近くの『宝池寺』において、恒例行事の節分会が厳修されました。
当日は2月とは言えわりと暖かく、小雨の関係か辺り一面霧に覆われました。
境内に設置された護摩木に住職のお経とともに点火されると、龍が天に昇るかのように煙りが上がり、辺り一面に煙りが立ち込めました。
参拝の信者や登山者の皆さんもこの様子を見守っておられました。
昔、畿内が大干魃にみまわれた際、龍王が棲むこの山に、光仁天皇の子、開成皇子が登りました。池を掘って護摩を焚き、般若心経を唱えたところ、恵みの雨が降り、多くの民を助けました。八大竜王宮はそれに由来しています。
桧の葉っぱと護摩木を焚く時の煙りがものすごい迫力でした。