地域力を育てる！

朝夕はめっきり冷え込みだし、野山の草や木々が色づく季節がやってきました。
そんな中、私の地元では、住民の皆さんによるアジサイの剪定作業が行われました。
このアジサイは「見山都市農村交流委員会」の委員の方々により、約１０年ほど前に植樹されたものです。その後、一時期、人の手が入らない時期があり、アジサイの花の付き方も悪くなっていましたが、復活させるべく、剪定作業が行われました。
現地に入りますと、幹は雑草に覆われて巨大化し、中には生息そのものが厳しいようなものもありました。
しかし、参加された住民の皆さん３２人で力をあわせ、一生懸命の剪定作業のおかげで、随分と整理され、綺麗になりました。これぞ、地域力です。

今、全国各地で「地域力」の希薄化が進み、大きな社会問題となりつつあります。
東日本大震災後、よく耳にするようになった「地域力」という言葉。本当に大切なことなのです。
そして、こういう時代だからこそ、このように「地域力」を発揮できる活動を呼びかけ、実行に移していけるような仕組み作りも求められています。
市民の皆さん、こういう声を是非ともお聞かせください。地道な活動の積み重ねこそが、自らが暮らす街をより良い方向へ導く一番の近道だと私は信じています。

剪定作業にご協力いただいた皆さんご苦労さまでした。
これからもよろしくお願いします。