高度救助用資機材の導入

shimono-iwao2011-10-01


茨木市消防本部では、災害時における救助活動能力の向上を図るため、高度救助用資機材を購入し、市民の皆様の安全安心を守る体制を構築しております。

茨木市消防本部は、この度の東日本大震災で被災された現地に出動し、救助活動にあたりました。以前から、いつ発生するかわからない火災や自然災害に対しての備えをは整えてきましたが、近年の火災や災害発生は巨大化の傾向にあります。被災地支援で現場を見ることによって、それを再認識させられました。

さらに、茨木市では、市内の東太田地域に防災公園を建設中であり、公園の一角に移転する茨木市消防署西河原分署の移転工事も、来春の開設を目指し鋭意建設中であります。
この分署には、救助用資機材と訓練場所を整備し、高度救助隊を新設する計画を立てています。

写真でも紹介させていただいておりますが、画像探査機?型・画像探査機?型(共にがれきの中に残された人を探索する用具、カメラ、マイクスピーカー、ガス測定器など)・地中音響探知機(がれきや土砂に埋まった人の発する音を検知)、左下から熱画像直視装置(人体の発する熱を感知)・夜間用暗示視装置(暗闇でわずかな光を増幅する)・地震警報器(救助活動中の地震を感知する)など高度な設備が整う予定です。
このような機材を使用する必要性が無いにこしたことはありませんが、不幸にも大きな災害が発生した際には、早期の高度救助によって、少しでも多くの人命が確保されることを祈ります。

詳しくは、茨木市市消防本部 警備課(072-622-6957)まで