キツネのカミソリ観察会

shimono-iwao2011-08-21


このブログでも何度か御紹介していますが、今年も車作の山中に自生しているキツネのカミソリ観察会が開催されました。
当日は、35人が参加の方々が参加され、私も、地元住民として参加させていただきました。

今年は、例年の観察会より一週間遅く開催されましが、ちょうど花の見頃時期で、群生地一帯には薄オレンジ色の小ぶりな花が咲きそろい、観察路に沿って、絨毯を敷き詰めたような美しさでした。
参加された方の中には、昨年も参加された方も多く、例年に比べて、今年はとくに『綺麗』だとおっしゃていました。

毎年の恒例行事となりましたが、ボランティアの皆さんが、春から群生地の下草刈や、観察路の整備など、表には出ない地道な活動を続けてこられたことで、キツネのカミソリの花が元気に生育し、美しい光景を皆さんにお届けできています。

今年から、新たな観察コースも増え、約1時間の観察と散策を楽しんでいただきました。
参加された方々は、ボランティアの皆さんのご苦労に感謝されるとともに、来年の花が咲く時期の再会を約束し帰路につかれました。

この散策路は自由に入り、観察いただくことは可能ですが、山は民有地ですので、皆さん、マナーにはご注意願います。