地域の防災を考える

shimono-iwao2009-07-12


先日、地元の消防団員の皆さんによる夏期訓練が行われ、私も参加してきました。
今年の訓練の中では、消火器を使い、初期消火における消火器の正しい使い方を学びました。

『火事だ!火事だ!、119番消防署に連絡してください。』

消火器の安全ピンを抜いて、ノズルを火元下部分に向け放射。こうして説明すると簡単なように思われますが、実際に行ってみると、これが案外難しいものなのです。訓練のときですら、なかなか思ったところに噴射できないのですから、実際に火事の現場では、推して図るべしです。
これは、昨年、参加させていただいた際に学んだ胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDを併用した実技でも同じことが言えます。
いずれも日常的に活用するものではありませんが、このように体験して触れることによって、いざという時の正しい状況判断につながり、被害を最小限にどどめる事ができるのだと思います。

このような地道な活動の積み重ねが、強固な地域防災体制のベースになると考えます。

参加された皆さん、暑い中、お疲れ様でした。