食育の原点は家庭から

shimono-iwao2008-07-20

昨日、北辰中学校区青少年健全育成運動協議会の教育問題懇談会が開催され、私も参加させていただきました。今回の懇談会は、「食育は愛情を持って」というテーマのもとに、参加者がいくつかの分科会にわかれ、懇談会を進めました。

この懇談会に参加して、私が感じたことは…

幸いにも、北辰中学校区の中には、都市部に比べると三世代同居の住まいが多く、親からだけではなく、我が国が今ほど豊ではなかった時代に育った祖父母からも食べ物を大切にする、ということを日々の食事の中で、子ども達が教えられる機会が多いようです。そのため、食を粗末にする子どもが多いと言われる現代社会においては珍しく、校区内の子どもには、かなり「食の大切さ」が浸透している。

また、農業に従事されている家庭も多いため、農作物の収穫がいかに大変なことであるかということを理屈ではなく、自分自身の目で見て認識し、「食べ物への感謝」の気持ちを持っている子どもが多い。

ということです。

しかし、最近の傾向として、好き嫌いの多い子どもも増えつつあるようで、この点に関しては、憂慮すべきことです。
私達、大人が「幸いにも…」という部分に安心せずに、日常生活の中で、子ども達に愛情を持って、「食の大切さ」を教えていかなければならないという意識を持ち続けること必要なのではないでしょうか。

会議が終了した後、役員・学校教員・中学校区3地域の駐在所員の皆さんで、校区内の合同パトロールを実施しました。炎天下の中、皆様お疲れ様でした。