今年は「国際カエル年」です

shimono-iwao2008-05-13

皆さんはご存知でしたか? 
2008年は「国際カエル年」であるということを…
恥ずかしながら、私は、つい先日知りました。(このロゴは国際カエル年のイメージロゴです)

そもそも…「国際カエル年」とは何なんでしょうか?
少し気になり、調べてみました。
すると「世界的に激減したり、多くの種の絶滅が懸念されている両生類の危機に対する世間の理解や認識を高めるために国際自然保護連合(IUCN)と世界動物園水族館協会(WAZA)が提唱し、2008年を国際カエル年に設定したものである。そもそも、国際カエル年は、両生類方舟計画(Amphibian Ark Project)のキャンペーンの一つで、絶滅が危惧される世界中の両生類を、動物園と水族館で繁殖させようというもの」とありました。

言われてみれば、昔に比べてカエルの数が減ったなぁと感じます。
夏になると、「窓を開けて寝るとカエルの鳴き声がうるさくて眠れない」というような話がしばしば聞かれたのですが、最近は、あまり耳にしなくなりましたよね。
日常生活の中では、「カエル」のことを考える機会はそうそうありませんが、こうしてあらためてまわりを見渡すと、カエルを取り巻く環境はここ数年で激変し、どんどん数が減ってきているのでしょう。

カエルをはじめ両生類の数が減りつつあるということは、自然環境が私たちに発しているある種の警告ではないでしょうか。カエルが暮らしにくくなった地球…それは近い将来、私たち人間にとっても暮らしにくい地球になるのかも知れません。

市民レベルで環境保全に心がけ、「次世代にこの地球を引き継ぐ」のではなく、「環境の時計の針を少し戻した地球を引き継がなければない」という意識が必要なのでしょう。孫の遼太郎が、最近しきりに歌ってくれる「カエルの歌が聞こえてくるよ…」という童謡が過去の歌にならないためにも。

ただ…妻は大のカエル嫌い…なのです。
カエルを見るだけでもイヤ!という妻は…私とは違った思いで「国際カエル年」のニュースを見ていたかも知れません…