今年も新米が出来上がりました！

「米」という文字は、八十八の手間がかかるということを表しているということは、皆さんもよくご存知ですよね。

今年も稲刈りを終えて、籾を乾燥させ、籾摺りをして、ようやく新米が出来上がりました。
田植え前の田お起こしから始まり、籾摺りまで、毎年繰り返している作業ではありますが、我が家の規模でも、結構大変なものですから、専業農家の方々のご苦労は、計り知れません。

日本の食料自給率の低さが議論され続けていますが、小規模ではありますが、農業に携わっている一人として、私はいつも思います。
「何かを育て、収穫し、天地の恵み感謝しつつ食する」この喜びと感動を一人でも多くの人々に、広げていくことが重要なのではないでしょうか。このまま低下し続ける食料自給率を憂えるよりも、自給率の回復には効果があると思うのです。

私達の祖先は、もともと農耕民族なのですから。